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もうすぐです(水戸和浩)

どうも。キャストの水戸です。
ついこの間12月に入ったと思ったら、もう本番3日前。
ホント時が経つのって早いですね。
3日後には舞台の上でみなさんにお会いしていると思うと少し信じられない感じがします。
あ〜、ついにここまできたんだなぁ。

 私たちは毎週日曜日に「通し稽古」を行っています。
一週間演技やシーンについて細かいところを手直ししたり、
詰めていったところをその通し稽古で確認し、
また本番を想定した環境で演技をするようにしているのです。
先日の日曜日も通し稽古を行いました。
本番最後の通し稽古。
その言葉を耳にするだけで、メンバーの面持ちも普段とはまた違って、一人の役者の顔になります。
今回のキャストは総勢17名。
緊張と気迫が入り混じった役者一人一人の顔を見回すと、なんていうか、
「おれも舞台に戻ってきたんだ。」という実感が肌を通して感じられるのです。

 通し稽古の前には決まってキャスト全員で「気合入れ」をします。
時には円陣をくんだり、時には手を重ね合わせたりして。
まず私が手を出します。
それをきっかけにキャスト全員が私の手の上に手を重ね合わせていきます。
最初の4〜5人まではどうってことないのですが、
17人全員がおれの手の上に重ね合わさると、これまたとてつもなく重かったりします。
マジかよ!絶えらんねぇ。
そんな気持ちになるのですが、後になって思うと、
その重さが意外と心地よく思ったりするのです。
その重さは気合入れが終わった後も確かな感覚として右腕に残ります。
ズシッと重い感覚。それが今のBRIDGEそのものなのかもしれません。
キャスト17名のそれぞれの想い。4年間活動してきたメンバー全員の想い。
そのすべてが集約されているような、そんな気がしました。

 本番直前の気合入れでは今までよりもずっと重い感覚が残るんじゃないかと思っています。
想像はできませんが、きっと今までで一番重いでしょう。
みんなの想いが集約されたズシッと重い感覚。
その感覚が覚めてしまわないように、逃がしてしまわないように、舞台に立とうと思います。
 
 もうすぐです。劇場でお会いしましょう。

(c) 2003,12,16, Tuesday 09:00 PM | comments (0) | trackback (0)
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