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リボルバー4弾『台詞は覚えるものかは』(堀川ロコ)

はじめまして、BRIDGEのnew name, old face堀川ロコです。
今公演より芸名を使わせて頂くことにしました。
ちなみにロコとはスペイン語のlocoの事です。
意味は…言うのは野暮ですね。

さて、BRIDGEの次回公演『リボルバー』ですが、早くも稽古開始から約2ヶ月。
各役者も台詞を覚え、動きを確認しながら作品の質を高めていく作業に移っており、
今月末には通し稽古(基本的に最初から最後まで止めない稽古)を行う予定です。
「1月に公演で今が10月、3ヶ月も前なのに通し稽古をやってしまうの!?」
そんな声が聞こえてきそうですが、やってしまいます。
「台詞を覚えきってしまった後、役者は一体何の稽古をするの?」
そんなマニアックな声はなかなか聞こえて来ないので、自ら役者の苦悩を告白します。

上手い役者と下手な役者とは何が違うのでしょう?
誤解を恐れずごく簡単に言えば、
○感情表現が豊か ○その役の人物になり切っている
×棒読み ×感情が伝わって来ない
といったものでしょう。非常に分かりやすく、簡単です。
しかし、しかし、しかし!
芝居には当然ですが、用意された台本があります。用意されたものである限り、
舞台で役者が語る言葉は本来自分のものではない決まった台詞なのです。
つまり、役者はその言わば「出来合いの」台詞を、あたかもその瞬間に生まれた
「できたての」リアルな言葉であるように見せなければならないわけです。
その意味で、「覚えている台詞」を言ったのではどうしてもその「出来合いの」感じを
消すことは出来ず、結果として棒読みになったり、芝居じみた演技になります。
だからこそ、私堀川はタイトルにあるように言い切ります。
『台詞は覚えるものかは』
台詞を完璧に覚え、役が体に染みついた頃、私はわざと台詞を忘れようと試みます。
台詞を思い浮かべずに相手の言葉にその都度反応し、リアルな感情を生み出すために。
しっかり稽古を積んだ後ならば自然と言葉が、感情が出てくるから自分でも驚きです!
もちろん、本当に忘れて台詞が出てこないこともあります(苦笑)。
それどころか実際に台本に無い台詞を言ってしまっていた何てことも…(若気の至り)。
しかし、この「生もの」の感じこそが芝居の醍醐味であり、
あの芝居小屋独特の緊張感・ドキドキ感を生んでいるのでしょう。

さあ、来年1月。皆様もこの「生」の味を味わいに、
ついでに堀川がおかしい台詞を言ってないか確かめに、是非劇場に足を運んでください!




(c) 2005,10,05, Wednesday 09:59 AM | comments (0) | trackback (3)
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