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Horror#9『舞台は料理だ!』(高野智有)

 BRIDGE調理部チーフ(自称)高野智有です。皆さんこんにちは!!

 公演まで残り1ケ月弱、来週末には初通し稽古が控えています。
 役者陣はいつも以上に真剣味をましモチベーションを高めています。

 今週は、先週行ったシーンごとの通しで出てきた問題点や物語後半部分の稽古が中心に行
 われました。

 舞台を行う上で、稽古をやるのは最重要です。
 が、今回は別の部分に目を向けてみましょう。

 前回公演『リボルバー』の稽古場日記を書かせていただいた折り、舞台を料理に例えました。
 役者が新鮮な材料で、調理をして、料理を作り。お客さんに食べていただく。
 さて、料理をお出しするためには、食材だけでだす訳にはいきません。お皿が必要ですね?
 ハイ、前置きが長くなりました。

 『Lucky Bang Horror』では、私、高野が光栄なことに舞台背景のイメージ及び、制作を担当させていただいています。

 舞台背景…、料理素材を盛るお皿です。
 一見関係ないようでいて、お皿は視覚的に料理においてとても重要なのです。
 『Lucky Bang Horror』の舞台は、皆さんご存知のこととは思いますが、墓場です。郊外にある小さな墓場ではなく、1000人もの死体が埋葬される広大な墓場です。
 演出の怜さんからのイメージは、「屋外で、全体的に暗い丘、暗い色が幾重にも折り重なり、混沌とした感じ」というものでした。

 そこから何枚かのイメージを週ごとに提出し、いくつかあるイメージ画のなかから取捨選択しながら、ついに今週ある1つの絵にたどり着きました。まだ確定というわけではありませんが、形になりそうです。現在制作中です。

 暗い丘のイメージとありますが、公演にてみなさんを驚かせるような仕掛けもあるかもしれません?!それは当日のお楽しみです♪

 そんな料理を彩るお皿も今回注目していただけたら僕は幸せです。



(c) 2006,10,25, Wednesday 07:59 PM | comments (0) | trackback (0)

Horror#8『コロ助、今なら君の気持ちがわかる気がする。』(むらかみたかのり)

 皆様はじめまして、「むらかみたかのり」でございます。
 稽古場では「ミッキーさん」と呼ばれてます。なぜ、そう呼ばれているのかは、僕も呼ばれ続けて15年くらいになるので、忘れちゃいました。
 そんなファンシー過ぎて逆にファンキーなあだ名で呼ばれていますが、前の日記で紹介があったように、[チーム・おっさん]に属しています。

 最近の悩み。僕、稽古前のストレッチで、「ブリッジ」が出来ないんです。BRIDGEのメンバーなのにブリッジが出来ないのはちょっとやばいでしょう。
 だから最近のマイブームは、稽古場にチャリンコで行くことです。チャリンコの名前は一応あって、「流星号」です。もう何代目かの流星号です。
 少しでも体を動かして体脂肪を燃やさないとね。おっさん化の流れを堰き止めなきゃね。チャリ~ンと。

 10月後半に差しかかり、稽古場では「通し稽古」の一歩手前、本編をいくつか大きいパートに分けて芝居を進める「部通し」にまで差しかかってきました。それに併せて、シーンに相応しい曲を選ぶ作業も加わり、僕らも気分が乗ってきます。

 一度、稽古に入ると、汗と涙と笑いと血がほとばしる猛特訓を繰り返す日々が続く、我らがBRIDGEメンバー(一部うそです)。ただし、楽しいお芝居を作るためには、もうひとつ大切な、外してはならないことがあります。

 それは息抜き。
 この前なんかも、稽古場の下に地元に根付いている良い感じのお肉屋さんがあって。その日はコロッケが半額セールだったんです。
 お肉屋さんのコロッケって、美味しいよね。唐揚げも美味しいよね。ビールのつまみにピッタリです。稽古にはビールは持ち込めませんが、階下のお肉屋さんの何とも言えない香しい匂いに、一同、メロメロ。休憩時間はとたんにコロッケタイムに突入。希望者を募ってお店に突入。
 目の前に差し出されたコロッケ、輝いてました。ちゃんとソースまでかかってる。
 僕、コロッケ1つにここまで感動したの、久しぶりです。コロッケって、世界を平和に出来るかもしれません。

 話は変わりますが、いやはや、ビールが美味しい季節になってきましたねぇ。
 えっ?はい?なんですか?ビールは夏のものだろうと?
 チッチッチッ(with 人差し指フリフリ)、大事なことがわかってないなぁ。
 たとえば、今はもう秋、「あき」のインスピレーションで世論調査をしたら、アンジェラ・アキか秋刀魚で1位を争うことになるじゃないですか。んで、秋刀魚の塩焼きに、ビール。う~ん、ナイスコンビネーション!
 さらに寒くなってきたら、鍋の季節。鍋に欠かせないもの、それはビール。

 そう、ビールが夏の風物詩だなんて、誰が決めたの?
 と同じように、
 「ホラー」が流血、お化け、夏って、誰が決めたの?
 
 やっと結論にたどり着けました。
 今回のtheatre project BRIDGE vol.8 『Lucky Bang Horror』。
 いろいろなメンバーからお耳に届いているかもしれませんが、今回の作品、通り一遍のイメージにあるホラーとはひと味違います。
 もしかしたらふた味かな…?
 YEBISUとキリンラガーの違いくらいといえばわかりますね。

 あれ、わかんない?
 既存のホラーじゃないかを説明したいのですが、この前、実家に帰って自分の両親を前に理解してもらおうと試みたけど、僕の説明がどうにも下手くそだったみたいで。
 なので、劇場にてご説明差し上げるべく、お待ちしておりますね。
 皆さんにお楽しみ頂いて、美味しいビールが飲めますように。
 あっ、体脂肪率が…。



(c) 2006,10,18, Wednesday 10:06 PM | comments (1) | trackback (0)

Horror#7『雰囲気を感じて』(渡邉優子)

 最近気温がぐっと下がり、いよいよ秋突入といいた感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
 今回担当させていただくのは、ゆうこまんこと渡邉優子です!!

 稽古が始まって2ヶ月が過ぎました。そろそろ本番を意識してやらなくてはなりません。
 それは、立ち位置、出はけ、見易さなどを役者が意識しながらやるというものです。
 でもやはり気持ちがのってしまうと、後ろを向いて喋ってしまったり、近すぎたりしてしまうので、演出が軌道修正をし、そこで気持ちがのるよう役者はがんばる!という作業をしています。
 でもそれをやった後のほうが演技が良くなったりするので、演劇は奥が深いとつくづく思います。

 さてさて、それに加え私が心がけていることは、なるべく本番に近い格好をして稽古することです。
 なぜかと言いますと、役者が本番いい演技が出きる理由の一つとして「衣装」が関係あるからです。
 稽古ではTシャツにジャージが基本スタイル。その格好で「お前を愛してるんだ!」なんて言われても、お断りしたくなってしまいます。でも、稽古を重ねて、気持ちを作って、いざ本番で彼を見ると、きちっとした洋服を着てるだけで心から愛せるのです。それに自分もジャージじゃないし!
 あと、稽古でも本番と同じような衣装を着たり、小物を使ったりすることで、芝居のヒントが見つかったりします。
 衣装を使い仕草や動作をすることによって、「私の役はこうなんじゃないか」とピーンと閃いたりします。
 服を掴んでみたり、靴を脱いでみたり、帽子を被ってみたり、バックを持ってみたり・・・と、本番の雰囲気に少しでも近づくことで、自分だけでなく、また相手も色んな動きができるようになるんです!
 そうすることによって舞台全体に動きができ、観ていて飽きない、おもしろいものが出来上がります!

 気持ちを作る大きな要素の一つ、「衣装」ですが、今回もすんごいですよー!!
 神谷率いる衣装チームは手にタコができるほどチクチク・・・ガガガガガ・・・ゲシゲシ・・・やっています!

 本番では、色んな要素が加わり、一番良い演技ができます。
 どうぞ、その最高の出来をご覧に是非劇場へお越しください!お待ちしています!




(c) 2006,10,11, Wednesday 09:30 AM | comments (0) | trackback (0)

Horror#6『男の戦い』(岸野竜也)

 初めまして。ストパーかけたのにも関わらず、髪の毛が自己主張してくる岸野竜也です。

 さて今回BRIDGE初参加の岸野ですが、何と!リズム感が御座いません。皆さん御存じのことと思いますが、今度の舞台にはダンスが御座います。…ん?ダンス=リズムに乗る=リズムに乗れないとダンスが出来ない=リズム感がないと踊れない=岸野は踊れない男
 …そ、そんなっ!どうりで皆について行けてないわけだ!確かに岸野はジャンプ力しか自慢出来るものがない!だが、しかし、BUT、そんな岸野を差し置いてダンスの振付けは完成。むむむっ、速い!ついて行けない!

 見兼ねた沙菜さん『遅すぎです。』
 岸野『俺が遅い?俺がslowly!?』
 沙菜さん『はい』
 岸野『じょおぉぉぉぉぉだんじゃねぇぇぇぇぁぁぁ!!!!たぁっ!!とぅっ!!つぁっ!!ぬぅっ!?!!』
 沙菜さん『本当に遅いですねぇ。』
 岸野『じゃぁあこれならどうだぁぁぁ!!』

…こうして皆と一緒に、シンクロ率が300%を超えるダンスを踊れるようになる為、日夜特訓に励んでおります。

 ところで、遂に稽古も10月に入りまして、本番まで残すところ約2か月となりました。時が流れるのは早いですね。こうして岸野も年内には19歳になります。最後の十代です。良い一年になるといいな。その前にいい舞台を創らなくてはですね。1人でも欠けたら出来ないけど、皆がいたらきっと出来る。演劇に限らず大勢で何か一つのことをするってすごく素敵ですよね。僕は今BRIDGEという空間でそんな素敵なことをさせていただいております。
 皆さんにもそんな気持ちが届くようにと、頑張って行きますので是非是非劇場に足を運んで下さいまし。




(c) 2006,10,04, Wednesday 10:21 PM | comments (2) | trackback (0)

Horror#5『"動き"を要チェック!』(鳥居沙菜)

 稽古場日記を読んで頂いてるみなさま、こんにちは。役者の鳥居沙菜と申します。
 突然ですが私には大好きなバンドがあります。
 はい、GLAYなんですね~。前回のカトマキ(加藤)の稽古場日記にも書かれていましたが、私は劇中ダンスの振付けも担当させてもらっており、稽古の始めに毎回行うストレッチやリズムダンス、筋トレなどの指揮も取らせてもらっています。それらは曲に合わせて踊ったり動いたりするのですが、流す曲の多くはGLAYさんの曲であることに最近気が付きました。
 何回か前の稽古でそのことをメンバーに話したところ、セイさん(渡邉香里)に「6年間やっていて今更気付いたの?」と言われました。しかもマイナーな曲を使ってたりします。メンバーのみなさん、ごめんなさい。完全に私の趣味です!でも路線はこれからも変えないでいきます!

 と、日夜GLAYさんのことを研究している私は、これまでの劇中ダンスの振付けにも彼らのバンドマンとしての動きを取り入れて参りました。
 特に前々回の『眠りの森の、ケモノ』というお芝居のオープニングダンスのケモノの動きは、ロッカーの痺れる感じを出したいと思い創りました。
 それくらい『その辺の動き』についてはお手のものと思っていた私は、今『その辺の動き』で非常に苦労しております。
 「どういうこと~?」と思われる方は是非是非舞台を観に来て下さい。

 動きと言えば、最近チッタ(永田)ミッキーさん(むらかみ)の動きが私のツボになっております。特にチッタの動きと言ったらないです。真剣なシーンだったりするのですが現在の稽古場では面白過ぎて見ていられない状況です。
 幕を開ける頃には違和感なくその動きができるようになっているんだろうな~と思うと少し寂しいです。
 今回の作品は"役者の動き"もポイントだろうと勝手に思ってますので、要チェックしてくださいね。

 そうみなさん、いよいよ10月1日(日)にチケット発売開始になります。今までのtheatre project BRIDGEの舞台とはまた一味違う(?)舞台をお届けしますので、どうぞよろしくお願いします。
それでは、劇場でお待ちしております。




(c) 2006,09,27, Wednesday 10:13 PM | comments (0) | trackback (1)

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