calendar

<< 2003年10月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

 

ケモノ、降臨(根岸花奈子)

こんにちは、お久しぶりです。
出戻り娘(もう娘って年でもないけどな!)根岸花奈子です。

10月4日土曜日、ついに「眠りの森の、ケモノ」の稽古が始まりました。
なんたってキャストだけで17人。稽古場の人口密度、高い高い。
狭い公民館の一室に10数人がひしめきあって柔軟している様子は、
さながら魚市場のマグロです。大漁だーぃ!
作・演出の木下怜にいわせると「舟みたい…」だったりするらしいけど。
それは綺麗過ぎないか?まぁ一夜一夜に夢見がちな年頃でございます。

ニューフェイスの加入もあり、今回は一体どんな芝居が出来上がるのか、
期待で胸が踊ります。すごい化学変化が起こるよきっと!
(こう書くとひとごとみたいだけど、本当に楽しみなんです)

そして日曜には衣装合わせと舞台美術の説明がありました。
だんだんとイメージが具体化していきます。ゆっくりだけど。
それと同時に、各人のイメージが一体化していくんです。
すごいことです。見たこともないのに、同じものを想像できるんです。
想像力って、本当に人間を人間たらしめる重要な要素だと思います。
早く「眠りの森」の、土と緑の匂いを感じられるようになりたいものです。
それにしても、やっぱり日本人は着物が似合う!
舞台が農村なので、あんみつ姫(知らない世代多いんだろうな…ふん)
みたいな、きらびやかで豪華な衣装はないけれど、
色や柄、着こなしもそれぞれの役に合わせて細かく考えてあるのです。
演出・美術や衣装部のそんな密かな努力もあり、
着物が妙にしっくりくるキャスト陣。着物って、いいよね〜(にこ!)

あ、いっこ下の日記でセイ先輩が私のことを「ブリッ子女優」と
言ってますが(失礼ね!)今回でその名前は卒業です。
汚名返上です(汚名なんだ…)
今まではね、「せめて舞台の上では可愛らしく在りたい!」っていう
いじらしい乙女心に縛られてたところが、少なからずあったのですよ。
でも、もう怖くない!
かわいいだけの女を演じる気はさらさらありません。
あと2ヶ月半。新境地、切り開きますよ!
(c) 2003,10,06, Monday 12:00 AM | comments (0) | trackback (0)
PAGE TOP |  

clock