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昼は作業場、夜は稽古場(岸元尚典)

 スタッフのキシモトです。稽古場日記登場は17ヶ月ぶりのようです。
 12月に入り、稽古場も舞台セットの作業場も一層緊張感が増してきました。
毎週末昼間は作業、夜は稽古場と二段構えで動いている自分は、
両方で本番直前の雰囲気をひしひしと感じています。

 まず作業場はと言うと、セットの規模が大きいこともあり、
総合美術のタケ(佐藤)が、いつも以上に苦戦しているようです。
しかしながら、そこはこれまでも様々な課題をクリアしてきたタケですので、
きっとお客さんをぐぐいと引き付けるセットを完成させてくれるはずです。

 日が落ちて、作業を切り上げ稽古場に到着すると、
ちょうど通し稽古(本番同様に最初から最後まで中断なしで演じる稽古)が
始まる頃です。昼間稽古場にいないこともあり、
自分は毎日曜の夜に行なわれる通しで稽古の進み具合を確認するのですが、
先週末はかなりの仕上がり具合で、メンバーながら正直驚きました。
以前見たものより格段によくなっていて、
そして何より残りのわずかな時間でもっともっと面白くなりそうな予感がしました。
この感覚は旗上げから通じて今回が1番だと思います。
次の通しではどんな変化をしているんでしょう。

 役者、セット、衣裳、音響、照明などなど、残された時間を使って、
発揮しうる最高のパフォーマンスを提供するために、
今週末も稽古に作業に奮闘します。
公演当日まで今しばらくお待ちください。自分もがっつりセット作ってきます。

それでは劇場でお会いしましょう。
(c) 2003,12,12, Friday 08:59 PM | comments (0) | trackback (0)
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