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『(Just Like) Starting Over』 (根岸花奈子)

みなさま、こんにちは。
毎年恒例、そろそろダイエットの季節に入った役者の根岸花奈子です。
『七人のロッカー』、ついに稽古が始まりました。
とはいっても、今回は正式な稽古の前から楽器練習のために月に2度ほど集まっていたので、実はあんまり新鮮みがありま……ごほごほ。

昨年『アイラビュー』の際に宣言した通り、今年は舞台上で楽器を演奏します。
いわゆる「ロックバンド」っぽい楽器も、そういうイメージからほど遠い楽器も使いますが、なんにせよ思いっきり大きな音を出すのって、なんでこんなに楽しいんでしょうね。普段許されないから?ちゃんと音楽練習用の防音の部屋を借りて練習してるので、アンプをつないでお腹に響くような低音をがんがん出しても大丈夫なのです。スカッとしますよ。耳は部屋を出てもしばらくジーンとしてますが。

ロックの素敵で難しいところは、スコア通りに正確に弾いてもそれがパーフェクトだってわけではない、ってことかなぁと最近思います。
スコアよりもグルーブ。
その場の一体感に溶け込むこと。
子供の頃ピアノを習っていた時、いつも先生に「楽譜をよく見て、指示通りに弾きなさい」と言われていたこともあって、楽譜は絶対だ、という固定観念があったのですが、ロックはそうじゃないんだなぁ。
マニュアル人間の気がある私にはなかなかハードルが高いのですが、練習中に「今の演奏は乗れた!」って感じることが何度かあって、その気持ちよさったらまた格別です。言葉に寄らないコミュニケーションっていうんですかね、芝居とはまた違った感じがします。

バンド練習の話ばかりになっちゃいましたが、芝居の稽古ももちろん気合い新たに頑張ってますよ。
チラシの写真撮影のことなども書きたいのですが、それはBRIDGE新聞のネタにとっておきます。
お楽しみに!






(c) 2009,08,26, Wednesday 09:53 PM | comments (0) | trackback (0)
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