レビュー
【第七回】ナンタってナンダ????
ご無沙汰しております。
役者の鳥居沙菜です。
例年であれば、ちょうど公演が終わった時期ですが、今年は公演がなくほぼ10年振りに秋を感じることができました。
が、一方で休みをうまく使えずヤキモキしている週末を過ごしておりました。
さて、そんな私からのアートレビューですが、タイトルにあるように『ナンタ』についてお送りしたいと思います。
ナンタってなんだ?
まずは簡単にご紹介!
『ナンタ』は1997年の初演以降、韓国でロングランを続けているミュージカルパフォーマンスです。『ナンタ』は漢字で『乱打』と書き、読んで字のごとく舞台上で5人の登場人物がキッチンをベースに野菜や鍋や包丁やフライパンなど、キッチンにあるもの全てを楽器に見立ててとにかく叩いて叩いて叩きまくります。
そんな『ナンタ』は“ノンバーバルパフォーマンス“という“台詞がない劇”なので、老若男女、国籍を問わず誰もが楽しめるのが魅力の一つです。世界共通語である”笑い“を取り入れたストーリー展開が観終わった後のすっきり感を促してくれます。
私が韓国でナンタを初めて観たのは大学生の頃で、今回で2回目になります。
紹介にも書いた通り、台詞がなくストーリーを進めていく形式のため、乱れ打ちをするリズムやアクロバティックなダンスは元より、所作と表情が大きなポイントとなっています。私はその言葉を使わなくても伝わる魅力的な動きが好きなんです。
さらにお客さんを巻き込む力が凄い!舞台上からお客さんにリズム打ちを一緒にするように促してきますが、みんな楽しんでリズム打ちができる空気感を嫌みなく創り出してくれます。自然とお客さん側も一緒に参加している感を創り出せるのが気持ち良い!
私はそんな一体感を感じられる舞台が好きです。
ラスベガスで観た『ブルーマン』や『シルク・ド・ソレイユ』にもそれは通じます。
見せるところは見せて、参加させるところは参加させる。
いつかやってみたいです。
ちなみにナンタにも、よくあるお客さんが舞台に呼ばれて活躍するシーンがありますが、それに我らがフジサワパンチが呼ばれて、客席を多いに盛り上げていましたよ。
みなさんも韓国を訪れる際には、是非ナンタのステージへ!
役者の鳥居沙菜です。
例年であれば、ちょうど公演が終わった時期ですが、今年は公演がなくほぼ10年振りに秋を感じることができました。
が、一方で休みをうまく使えずヤキモキしている週末を過ごしておりました。
さて、そんな私からのアートレビューですが、タイトルにあるように『ナンタ』についてお送りしたいと思います。
ナンタってなんだ?
まずは簡単にご紹介!
『ナンタ』は1997年の初演以降、韓国でロングランを続けているミュージカルパフォーマンスです。『ナンタ』は漢字で『乱打』と書き、読んで字のごとく舞台上で5人の登場人物がキッチンをベースに野菜や鍋や包丁やフライパンなど、キッチンにあるもの全てを楽器に見立ててとにかく叩いて叩いて叩きまくります。
そんな『ナンタ』は“ノンバーバルパフォーマンス“という“台詞がない劇”なので、老若男女、国籍を問わず誰もが楽しめるのが魅力の一つです。世界共通語である”笑い“を取り入れたストーリー展開が観終わった後のすっきり感を促してくれます。
私が韓国でナンタを初めて観たのは大学生の頃で、今回で2回目になります。
紹介にも書いた通り、台詞がなくストーリーを進めていく形式のため、乱れ打ちをするリズムやアクロバティックなダンスは元より、所作と表情が大きなポイントとなっています。私はその言葉を使わなくても伝わる魅力的な動きが好きなんです。
さらにお客さんを巻き込む力が凄い!舞台上からお客さんにリズム打ちを一緒にするように促してきますが、みんな楽しんでリズム打ちができる空気感を嫌みなく創り出してくれます。自然とお客さん側も一緒に参加している感を創り出せるのが気持ち良い!
私はそんな一体感を感じられる舞台が好きです。
ラスベガスで観た『ブルーマン』や『シルク・ド・ソレイユ』にもそれは通じます。
見せるところは見せて、参加させるところは参加させる。
いつかやってみたいです。
ちなみにナンタにも、よくあるお客さんが舞台に呼ばれて活躍するシーンがありますが、それに我らがフジサワパンチが呼ばれて、客席を多いに盛り上げていましたよ。
みなさんも韓国を訪れる際には、是非ナンタのステージへ!