かおりカンタービレ巴里編 市内観光〜カウントダウン/2010.01.09. Saturday
ヴェルサイユで想像以上の時間を取ってしまい、市内に戻ったのが16時。セーヌ河の中州になっている、シテ島に行きます。ここは狭い所に色々建っているので観光名所になっています。お土産屋さんやカフェもたくさん。
まずは、セント・シャペルという、ものすご〜いステンドグラスの教会と、フランス革命時に貴族たちの牢獄となっていたコンシェルジュリーに行きます。マリーアントワネットも死刑までの日々をここで過ごしました。
…なんと!大みそかだから16時で入場終了!!10分遅くて入れない!!
なんてこった!元旦は休みってガイドブックに書いてあったけど、大みそかにどこも早く閉まるなんて、どこにも書いてないよ〜!!
美術館パス、二日間しか使えないのに!まだルーブルとヴェルサイユしか使ってないよ〜。
気を取り直して、ノートルダム大聖堂にやってきました。
ディズニーアニメ『ノートルダムの鐘』の舞台ですね。カジモトはいるかな〜。
中世建築の最高峰と言われてるんでしたっけ?
とにかく、でかいです!パリに来て色々見てるけど、何がすごいって、とにかくでかいことですね。日本の城とか仏像に比べて、何にしても半端なくでかくて、装飾が細かいのです。
有名なバラ窓。中は荘厳な感じ。薄暗い所に祭壇がたくさんあり、ちょっと怖いですね。
ゴージャスなクリスマスの装飾が所々に残っていました。
じゃーん!ロザリオを購入!!
ここらへんはマリア様信仰の土地だって聞いてたので、狙ってたのです。
ギャルとしてよくロザリオしてましたが、これからは本物のロザリオです。
もしかしたら早く閉まっちゃうかも!と、凱旋門へ向かいます!
メトロで、シャンゼリゼ通りに到着です!
マロニエの街路樹にクリスマスの装飾がずらーーーーっと長く続くのは圧巻!表参道の何倍も長いんでしょうね!!
シャンゼリゼ通りに着いたのが18時でしたが、すぐにあったディズニーストアも18時閉店。ほとんどの店が既に閉まっていました!なんてことだい!
凱旋門のカウントダウンはすごすぎるらしくて、暴動になりかけたり、車に火をつけたりショーウィンドウを割ったり大騒ぎになる為、早めに店仕舞いして、備えているようでした。
ヴィトンの本店。まるでデパートのようです。
シャンゼリゼ通りから見た凱旋門です!
地下道を通って真下まで行けます。どーん!!
戦争で亡くなった大勢の人を祀っている凱旋門なので、靖国神社のような迫力。
なんと、…ここも封鎖されていて入れなかった!!
上からシャンゼリゼ通りを見たかったのに〜!!
またしても美術館パスの意味ナシ…。
街中をたくさんのパトカーと機動隊?銃を持った軍人みたいな人がいっぱいパトロールしていて、怖い…。
嫌な予感がしつつ、オルセー美術館へ。
この日は21時半までやってる曜日…の、はずが!
あーん!ここも今日だけ16時までだって〜!
ガイドブックに書け〜ネットにもちゃんと書け〜!
結局美術館パスは買って、損しました。とほほ。
はあ。寒い。
見渡す限りのカフェやレストランも閉まっているので、とりあえずホテルに戻って、お土産を置いたり、カイロ貼り直したりで立て直そう。ホテルの前にレストラン3つくらいあったしね。
ハイ、ホテルのレストランで夕飯です。
かなりカジュアルな店なのですが、フランスって基本的にコース料理なんですね。
ピアノカフェって名前で、中で陽気なピアニストが、ずっと生演奏をしてくれています。
まずは前菜でサラダ。二人でムール貝みたいなのも食べて、メインはダーリンはカツレツ。アタシはカルボナーラ…が失敗でした。「日本とイタリア以外にアルデンテって発想はない!」と言っていた友人の言葉を思い出す。グデグデフニャフニャの太いパスタでした。パリで頼んだアタシが悪い。
ムール貝なのか牡蛎なのか、他のお客さんが食べていて、どうしてもアタシはそれが食べたくて、だけどメニューに載ってなくて、ダーリンが色々交渉してくれたんですが、ウェイターが英語に疎い人みたいで、面倒なのか無いの一点張り。あの人が食べてた!とか言ってもわかってくれない。シーフードはない。オイスター??わからない。みたいな感じ。
ダーリンはホテルの部屋に戻ってガイドブックを持ってきて、貝の写真を見せて、こうゆうのだ、と主張。レストランでもっと偉い人が来て、実は他のコース料理の一品だったのをなんとか出してくれることになりました。
諦めない日本人。日本ではアホばかりなダーリンですが、海外に行くととても心強いです。
デザート、マジで美味い!!正直、そんなに美味いレストランではなかったですが、どこに行ってもデザートにはずれがないのがすごい!
ダーリンはプリン。アタシはフルーツサラダです。ただのフルーツ盛り合わせじゃなく、すごく甘いシロップのようなフルーツジュースに浸っていて、それも全部飲んでしまった!
さあ、23時過ぎにホテルを出て、エッフェル塔ふもとの広場に向かいます。
地下鉄はメチャクチャ混んでいて、日本の通勤時くらい人がいっぱい!
ワインを瓶ごと持ち歩いて、皆で大声で騒いだり歌ったり、大騒ぎです。
小さい東洋人には、ちょっと怖いシチュエーション。
駅からは徒歩10分くらい。エッフェル塔の広場も人であふれています!
凱旋門と違い機動隊の姿もなく、家族連れ、子供たちもいるので、少し安心です。
0度くらいの寒さ?ホテルで1時間くらい寝たから余計眠くて、立ったまま半分寝てました。
酔っぱらって大騒ぎの若いフランス人男子グループ。4人くらい、上半身裸になって叫びながら、立ち入り禁止区域の広場を走り回る!半ケツを見せる!周りも皆盛り上がって、やれーやれー!みたいなムード。どこの国にもいるのだな。フランスを代表するアホですね。
誰がカウントするわけでもなく。気がついたら0時に。
1時間に1回の毎正時あるキラキラ!!
…え?これだけ?
これだけです!!
周りで勝手に花火をやりだす人たち多数。周りでシャンパンを開ける音がポンポン聞こえる。
でも公式のものは何もなく。あっさりしたフランスでございます。
寒いから早く帰ろう、とホテルに戻ってテレビつけたら、各国のカウントダウンの様子が観れましたが、フランスはやはりエッフェル塔が映るのだけど、一番地味でしたね。
と、ゆうことで寒くて疲れて、寝ることにます。