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お茶の変化 〜〜膨張編〜〜
この前気づいた事だ。
のどが渇いた〜！なんかないかなぁ〜。 …と思いながら冷蔵庫を開ける。 そこからはにんにくかキムチか、何ともいえないツ〜ンとした匂いが鼻をさしてくる。 うぉくさっ＞＜ と思うと同時に、大して変わった飲み物が無い事も一緒に目に入ってくる。所要時間およそ1.8秒。 そして冷蔵庫を閉めた瞬間にまたあけて、「ま、お茶でいいや、飲もう」 と思ってお茶に手を出し、ペットボトルのふたを開けて、口がペットボトルにつかないようにしながら流し込む。桜木花道的に天才なことに、今までそれでこぼした事が無いのが自慢するほどでもないが自慢だ。 開けた口に流し込み、口に7割3分2厘くらい入ったら口を閉じ、お茶を飲む。 お茶をのむ。 おちゃをの… …あれ？今日のお茶なんか味が違う。 くさってんのか？ …いや、そこまで変な味じゃない。 でもなんか もわっとした感じが広がる。 …う〜〜ん、なぜ？ あ！そういえばこれ中国で買ってきたお茶だ！ …なんだか嫌な予感がする。 中国のってねぇ、密封とかちゃんとしてないし、露店で売ってるし…。 もしかしたら何か悪くなってるのかな？ でも、味は美味しいんだよなぁ〜。 まぁ飲みすぎるとよくなさそうだし、これくらいで止めとこう。 そして次の日。 別におなかの調子が悪いとかそういうことは全く無い。 むしろお茶の事は忘れてるくらいだ。 朝いつものように急いでいつものように学校に行く。 そしていつものように学校でお茶を入れて自分の机について、そのお茶を飲んだ。 …ん！？ あれ？このお茶も口の中で膨張する！！！ あぁ、なんて表現したらよいのだろう。この膨張感。 ちょっとヌメッとしたような、ぬるっとしたような感覚。 さらさらと口の中を流れているのではなく、むしろ魚が泳いだ後のヌメヌメ感をちょっとだけ残したような感覚。 もちろんこのお茶も俺が中国から買ってきたお茶の葉っぱから出したものだ。 …これがお茶か。 今までお茶を人生の中でほとんど飲まなかった俺が思った最近のお茶の膨張感だった。
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