せせらぎの館

アップが遅れてしまいましたが、３月９日〜１１日にかけて、屋久島に行ってきました！
あんまり文章でいっぱい書いても仕方が無いので、屋久島につながる第一歩として、その時に撮った写真を載せます。
でも、ここで撮った写真は、実際の屋久杉のすごさを全く反映できませんでした。これは本当に行ってみるしかないと思います！

それでは、屋久島観光ツアースタート！

まずはこの　鹿児島〜屋久島間をつなぐ高速船　”トッピー”でいざ屋久島へ！これ、海の上を浮くんです。すごい！

この日は次の日の縄文杉を見るための山登りの準備のための装備のレンタルで終わってしまいました。ちなみに、ご飯は写メ撮りませんでした。期待してた人ごめんなさい！！

さて、泊まったところなんですが…、
なんかとてつもない仕組みになってました。この写真、なんだか分かります？


実はコレ、冷暖房を入れる時に、お金を入れるやつです。
あ！すいません！壊してお金を取ろうとしたわけじゃないんです！本当にごめんなさい＞＜
という言い訳をしてるわけじゃないんですよ？いや、ほんとですって^^;

壊したのは、宿の主なんです。
なんでも昔、主人と大喧嘩して、怒り狂って破壊してしまったとか。

…二行目は嘘です。多分、昔はお金を払って１時間１００円とかにしてたんだと思いますが、それを廃止したんだと思うんですよ。んで、そのまま機械は放置、と。
だから、暖房つけるためにはここにお金を入れてそれを取り出すっていう事を自分らでやるんです。ほんとおままごとです。まさかこの年になって、おままごとを初体験するとは思いませんでした。ありがとう☆


さて、次の日はいざ屋久杉探検へ。
それがなんと、朝４：３０起き！！うひょー！はえぇ〜！！
しかも起きたら超大雨！！
しかもちゃんとしたコースを行くには往復１０時間です。

１０時間！？

そうなんです１０時間なんです。ものすごい道をくねくねしながら１０時間。。。いい思い出になりますよほんとに。
で、真っ暗な中、泊まってたところから車を運転！そして５時半着。
雨、ざーーーーーーーーー…。。。

もうね、無言ですよ。こんな遠くまで来て、こんな朝早く起きて、登らない訳にいかないじゃないですか。だから、そんな中でも行くしかない。少し弱くならないかなーと思いつつも、なんとか出発しました。



最初２時間半くらいはトロッコ道。



ちょっと分かりづらいですが、地面は相当滝状態。う〜ん、すごかった。

そしてつり橋。

えっとあの、有り得ないんですけど…、という釣り橋が何本もありました。これ、手すりに手が届かないんです
落ちたら死亡ですよ、と。

ほんと、長い無言の道のり。３時間くらいかかっただろうか。あの悪条件のなか道を進み、最初に出会った縄文杉がコチラ。

写真で伝わらないのがもったいない。でも、とりあえず、行った記念としてここに載せておきます。ほんと、存在感がハンパじゃないんです。
これの中を物色したりしてると、外のほうで「これくらいのは奥に行けばいっぱいありますから…」とかガイドさんが説明してる。そうなのか…。

んで、ちょこちょこいくといくつも出てくるんです、すごいのが！
こんな綺麗な流れもそこらじゅうにあるわあるわ。誰も目をくれないくらいでした^^;


下から見た、名もない縄文杉。

写真ではほんとに分からないくらい激しい存在感！

そんな中に咲く、小さな花。これは杉にくっついてる１ｃｍもない小さなかわいい花です。


もう、すごいんです。それしか言えない。その目で確かめてください！

雨のしずくが垂れてきます。ラピュタの木とは違うんですよね。あんなに綺麗なんじゃなくて、もっとこうぬぼっとしてるっていうか…。

これ、宮崎監督の作品じゃなくて、実際の光景なんですよ？

実は、光に見える部分は指紋だったりしますが　笑。この時天気悪かったんで^^;

大王杉。ほんとに、大王です。近づこうとしたら、近くにいた別の団体のガイドさんに怒られました。こいつには近づいちゃいけないそうです。…だって、俺のそばの立ち入り禁止のロープ切れてたんだもん。


夫婦杉。これだけ大きい杉が、くっついちゃうのは珍しいんだそうで。接木の原理が自然界で起こってるんだそうです。枝がくっついちゃってる。これ、写真に撮るために引いてとってますが、何度も言いますが、でかいです。


どれくらいでかいか、名もない杉で見てみましょう。

右に居るのは、一緒に行った人です。これで大きさは分かってもらえたと思います。
大きさもすごいですけど、それぞれの杉に、それぞれのすごさがあるんです。大きさだけじゃないんですよね。

いよいよお出まし。登り続けて６時間。縄文杉に到着！

これ、俺がでっかく映ってますが、杉はだいぶ後ろのほうにあるんです。ちなみに、近くにある杉も大きいんですよ？
ここでひとしきり見て、帰路へ。何があったかとかあんまり書いてませんが、だいぶ色々ありました。杉を見るのも楽しかったですが、歩いてるときにあるいろいろな事とか。もちろん疲れましたけど。

そして帰りはだいぶ晴れて来ました。森が全然違う表情を見せます。同じ道のはずなのに、印象が全く違う。自然と会話もはずむ。帰りのウィルソン株（指紋がついてた写真の木）です。


〜帰りの道へ〜


帰りは、屋久鹿といわれる、もののけ姫のシシ神様のモデルになったであろう鹿が、ガイドしてくれました。逃げずに、先導してくれて。

こんな近くに寄っても逃げません。人間も自然の一部だくらいな勢いで無視してました。
猿の集団にも出会いました。


しかし、これで終わったわけではありません。
縄文杉のはえてる山は、頂上があります。縄文杉はその中腹にある木にすぎないんです。
ほんとに未知の世界でした。
往復１２時間近くかかった旅は、山から出たのが私達が最後だったようです。
みなさんもぜひ行ってみてください。

name:

email:

URL:

comments:


Cookieに登録

http://t-p-b.com/blognyoshio/blogn/tb.php?88

トラックバックはありません。